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相続対策コラム

NO.496 土地と建物の名義は違う場合の対策 13/7/23

赤い彗星の相続です。
今回のテーマは土地と建物の名義が違う対策です。

土地と建物の名義が違うとどうなるでしょうか。
土地の所有者と家屋の所有者が違うことですが、土地の所有者が父ジオンとします。
建物の所有者が父ジオンの弟、つまりシャアの叔父とします。(あくまで設定です。)

父ジオンが亡くなります。父ジオンが所有していた土地はシャアとセイラで話合い、シャアの名義にします。
建物はシャアの叔父(父ジオンの弟)所有のままです。

シャアが土地を売却しようと考えます。
しかし、売却できません。その土地の上にはシャアの叔父の建物が建っているからです。
売却できないシャアは土地を担保にお金を借りようとします。
しかし、お金も借りられません。固定資産税だけは払わなくてはなりません。

土地と建物の名義が違い、相続が発生すると困ったことになることが多いです。
人が亡くなり人間関係の微妙なバランスが崩れるため、いままではソレで良かったことが通らなくなります。

では土地と建物の名義が違う場合の対策は大きく分けて、3つです。

1つ目。土地の所有者シャアが叔父の建物を買取る。
2つ目。建物所有者シャアの叔父が土地を買取る。
3つ目。シャアと叔父で共同で土地と建物を売却する。

どれも簡単にはいきません。ネジレテしまっている所有権問題をキレイにするには思い切った対策が必要です。

どの対策をとるにも現況を把握し、じっくり話合い、実行しなくてはなりません。

土地と建物の名義が違う事例は現実問題非常に多いです。
まずは専門家へ相談しましょう。


以上。

ワンコのワンストップ 相続相談室。
土地と建物の名義が違う場合の対策を行っています。

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